HAMLOG 活用相談室

以前QSLカードの周波数表記について書かせて頂きました。
【BAND】では単位の記述が必要ですと。

現在配布されている　Turbo Hamlog のインストーラーでインストールされる
白紙縦.qsl タイムスタンプ　2015/12/29 5:25 では

#FontName="Century Oldstyle Bold"
#FontSize=6
#Print 30, 360, "Year"
#Print 133, 360, "Month"
#Print 260, 360, "Day"
#Print 370, 360, "JST UTC"
#Print 740, 360, "MHz"
#Print 800, 360, "2Way"

となっており、ちゃんと　【BAND】のしたの枠内に　MHz　が印字されます。

しかし以前配布されいた白紙縦.qsl でタイムスタンプが　2013/03/23 00:00 のものでは

#FontName="Century Oldstyle Bold"
#FontSize=6
#Print 30, 308, "Year"
#Print 133, 308, "Month"
#Print 243, 308, "Day"
#Print 353, 308, "JST"
#Print 783, 308, "2Way"

となっており、【BAND】では必須の単位の印字が欠落していました。

この　2013/03/23 00:00 以前はどうなっていたか手元に残っていないので何とも言えませんが、この白紙縦.qsl をベースに各局が作られた定義では、当然ですが　【BAND】の表記であるにもかかわらず　「単位表記が欠落したQSLカード」　が印刷されてしまいます。そのままでは　「不備」　となってしまいますので、新しいタイムスタンプの定義からお作りになるか、

#Print 140, 263, "DATE"
#Print 385, 263, "TIME"
#Print 545, 263, "RS"
#Print 663, 263, "BAND"
#Print 800, 263, "MODE"
この定義の【BAND】を【MHz】と書き換える必要があります。

毎回大量に　【単位表記の欠落したQSLカード】　が届きます。　新しいタイムスタンプの白紙縦.qslでない白紙縦.qslから定義をお作りになった方は、ぜひ今一度ご自身の定義をご点検くださいますようお願い致します。ちなみに交信年の頭に　「'」　も付いておりません。

添付の画像は古いタイムスタンプの定義を何もいじらずにイメージさせたものです。

参考記事　http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2015/10/29/7874574

【2016/03/01(Tue) 20:38:43 投稿者により修正されました。】

> 以前QSLカードの周波数表記について書かせて頂きました。
> 【BAND】では単位の記述が必要ですと。

こちらにもありました。2003年に発行したカードに、ＢＡＮＤだけ記入されておりました。
その他は数字の上に小さくＭｈｚがありました。なんで消したか亡失です。町村合併の
前ですから、数が多いし、「再発行の依頼」のクレームがついてから、再発行です。
但し、遠方の道の駅はハンコが無いので再発行できません。手元にある1958年の
ＱＳＬカードの見本にも「Ｂａｎｄ」と　「Ｍｈｚ」の記入例ありました。

くらほりOM、各種書き方見本には間違いない書き方が記載されていますが、パソコンで一括印刷するときにその定義に誤りがあってもなかなか気がつきにくいですね。しかもインストール時に同時に配布されていればなんの疑いも無くその定義を使ってしまうでしょう。

ついでに，ちょっと気になったので．．．

> #FontName="Century Oldstyle Bold"

とありますが，"Century Oldstyle Bold" とは，実際に最近のパソコン
には，インストールされていないフォントのようで，最近買ったノート
パソコン（Panasonic の LetsNote CF-LX4）のWindows8.1→Windows
10のOSに，MS Office 2016，CorelDRAW X7のそれぞれ標準インス
トールではインストールされていません．

津久浦さんのパソコンにも入っていないようで，添付の画像を見て
も，問題の「Year.....」の部分は小さすぎてわかりませんが，その下
のデータ部分は，明らかにセリフ体の”Century”系のフォントではな
く，サンセリフ対のプロポーショナルフォントが印字されています．
さらに，津久浦さんのHPを見させていただきましたが．おそらく，
同じソースで印刷されたのではないかと思いますが，そちらの場合
には，同じ"Century Oldstyle Bold"の指定で，"MS 明朝!"ではない
かと思われるフォント（セリフ体で等幅フォント（非プロポーショナル））
に置き換わっています．

ということで，せっかくなので，フォントの指定も，実在するフォント名
を指定してあげてください．
修正の際に，Hamlogの印刷ダイアログから編集ボタンで編集画面に
入ると，命令 → フォントの指定...　で，コモンダイアログのインストー
ルされているフォントの一覧から選択できます．

川辺OM、フォントまで気がつきませんでした。ありがとうございます。
後ほどblogの記事も直しておきます。

http://jp1lrt.asablo.jp/blog/2016/03/01/8035817