JF2MKC/伊藤 さん、はじめまして
私も同じように、移動局と固定局を違う住所に持っています。
別の場所に固定局と移動局があると同じコールサインを使っていても使用する無線機や
アンテナが違っていたり、さらに、移動運用に出かけたりすると整理が面倒です。
私は、Hamlogの入力画面の上にあるチャック欄1に移動局での運用にはチェックを、固定
局にはチェックをしないで区別しています。
1つのマスターデータ(HAMLOG.hdb)で処理されますから、交信履歴も相手局と一致しま
す。Hamlogには、どちらの局で交信したのかすぐにわかりますし、RIGANT.DATを参照すれ
ばその時に無線機やアンテナなどなどがわかります。
使用するRIGやANT,周波数帯なども、移動局や固定局で違うと思います。
その場合、RIGANT.DATに登録しておけば、複数の無線機、複数のBANDなどで運用した
場合に対応できます。加えて、移動して/1やJCC#や簡単なメッセージを入れたいとか、
/QRPで運用したなどにも対応できます。
RIGANT.DATは、単純な使い方でしたら、上から順に周波数に対応してRIGやANTを呼ん
でくれますから、Remarksに特別に書く必要はなくなります。
別の無線機やアンテナ、移動運用でのJCC# グリッドロケータ メッセージなどを詳しくQSLカー
ドやhQSLに反映させたい時は、たとえば
%/1南足柄市足柄峠%,$J=JCC#1118$,$G=GL:PM95MH$
などとRemarksに書き込めば 移動運用の紙カード・hQSLは、特別に作る必要はなくなり、
1つのマスターファイル、1つのRIGANT.DATで処理できます。もちろん書き込みは、面倒です
から、これらのことは、環境設定のプルダウンメニューに入れて↓キーでワンクリックで呼び
出しします。いつも使わないRIGやANT いつもと違う運用をした場合は、RIGANT.DATに登
録しておけば Shift ↓でワンクリックで呼び出しできます。Rig#15と手打ちしてもいいのです
が、スマートではないかもです。
あとは、紙カード印刷でもhQSLでも、定義ファイルで ?Check で判断させ、使用した
RIG ANT、 $J $G などの変数でJCC(G)# GL、%・・・・・・・%でメッセージや移動地の表示も
自由にできます。自分のコールサインに/1や/QRPも入ります。
固定局も移動局の処理も1つのパソコン、1つのマスターファイル、1つのRIGANT.DATで
便利です。ただ私のように、山の固定局は別の中古パソコンを使っているなどの場合、
データのインポートなどすることがあります。マスターファイルやRIGANT.DATは、必ず
バックアップをとるようにし、加えてデータの二重化をしています。1つのパソコンを使って
いる場合も同じですが、・・・。
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JO1DGE/AKI
久保寺